ありがとう。そして、さようなら。

ーーーーーーーーーーーーーーーー13番。

え、奇跡じゃない?
だってすごい確率だよ?

喜びを抑えきれなかった私は愛花に飛びつく。

「やったよ!羽優!これでまた一緒〜」

「うぅ(泣)神様は私達を味方してくれたんだね。うぅっ…」

「ちょっと泣かないでよ!(笑)」

「だってぇ〜〜」

「ま、うちらが近くになれたのは嬉しいけど、今から男子だよぉ〜?」

うっ、そうだった。
愛花と前後になれた嬉しさで忘れていた。


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