小さなお嬢様～執事偏～

主人

始めして。
私、永田家で執事をさしていただいておりますセツと申します。


只今より、私の主人の素顔を見ていただきたいと思います。



私の主人の名は永田　優（ﾅｶﾞﾀﾕｳ）と申します。
歳は、明後日で１５歳になられるお方です。
背は、１４３ｃｍとやや小さめでございます。



でわ、只今より優お嬢様を起こしてまいります。



「優お嬢様、朝ですよ」


やれやれ・・・お嬢様はいつまで寝てらっしゃるのやら・・・。


「優お嬢様！朝でございますよ」

「・・・ん・・・・・？」


おや？やっと起きられましたか？


スー。
まだ寝るのですか！？


「お嬢様！おきてください！！」
コレだけ言っても起きないなら・・・・。


「お嬢様・・・起きないのなら・・・・襲いますよ・・・・？」
私は、お嬢様のベッドの上になってそう言った。


「・・・何・・・・・？」
フー・・・・。
やっと起きられましたか・・・・・。


「・・・・おやすみ」
え！？
また寝るのですか！？


仕方ありませんね・・・・。
奥の手を使うしか・・・・・・。


「お嬢様・・・そんなに寝てらっしゃるのなら・・・・私のモノにしますよ？」


ガバ！！
ハー・・・・。
やっと・・・・起きられ・・・・・た！？


「もう一回寝る」
「お嬢様！いい加減起きてください！！」


「あー！分かった！起きるわよ！！」

やっと・・・・・・。
起きられた・・・・。

こちらが、私の主人の優お嬢様です。
かなり強気なのが、特徴のお方です。


朝から、大変お見苦しい所を見せてしまって申し訳ございません。
心よりお詫びいたします。


でわ、これからの物語もこういう風に進んで行くと思いますので、お付き合いをよろしくお願い致します。