小さなお嬢様~執事偏~




「なんでしょうか・・・旦那様」


「早紀が居なくなってもう1週間だ」


「はい」


「俺は、別にお前を攻めてる訳じゃない・・・早紀の死は仕方がなかったんだから・・・
 けど・・・優は守ってやってくれ・・・・」




旦那様は強く手を握り締めた。




「優だけは・・・・俺は死んでもいい・・・でも・・・優だけは・・・・」





旦那様・・・。



「かしこまりました。
 優お嬢様は私がお守りいたします」



「ありがとうな・・・・」



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