goodbye青春
「バスの時間がもうすぐ！」

「ヤバイ、走ろ！！」

私と莉亜ちゃんはイオンモールに遊びに行くつもりでした。バスの時間がギリギリで、バス停まで懸命に走ります。

校門を抜けた時、私は心の中で「さよなら」と呟きました。



それから、バスに揺られて私と莉亜ちゃんは駅へと向かいました。同じくイオンモールへ遊びに行く人たちと時々会話を交わしながら、駅に到着します。

駅からは、莉亜ちゃんの家の車で送ってもらいました。電車が一時間後にしかないためです。

車の中でも、莉亜ちゃんとたくさんのことを話しました。その度に胸がギュッと音を立てます。

私は、バイセクシャルーーー両性愛者です。そして莉亜ちゃんのことがずっと好きなのです。しかし、莉亜ちゃんの迷惑になるとこの想いは一生秘めておくつもりでした。

イオンモールに到着して、私たちはフードコートへと向かいました。そのイオンモールに私は何度も言ったことはあるのですが、フードコートに行くのは初めてでした。
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