俺様天然男子
どうなんだろう。
雛森が俺じゃない人を好きになったら、それは仕方ないと思うけど…。
「俺の気持ちの問題ってこと?」
「そう‼︎そういうこと」
うわぁ、大先輩だなぁ。
うん、ちゃんと考えようと思う。
学校から家に帰って、バイトもないので音楽部屋に入った。
歌おう。
リクエストの中から珍しく選んだ男の歌手の歌。
気持ちいいくらい歌ったら、パソコンに向かう。
編集は、いつもあまり手を加えない。
よし、投稿しよう。
全てが終わってからリビングに出れば、珍しく父さんだけだった。
「母さんは?」
「今日、由乃の学校の保護者会なんだって」
「ご飯、どうするの?」
「作ってったから、温めてよ」
「うん」
父さんは料理をしない。
電子レンジは辛うじて使えるけど、前に卵を爆発させて母さんを泣かせてからは触らなくなった。
俺がバイトだったら、父さん餓死だ。
雛森が俺じゃない人を好きになったら、それは仕方ないと思うけど…。
「俺の気持ちの問題ってこと?」
「そう‼︎そういうこと」
うわぁ、大先輩だなぁ。
うん、ちゃんと考えようと思う。
学校から家に帰って、バイトもないので音楽部屋に入った。
歌おう。
リクエストの中から珍しく選んだ男の歌手の歌。
気持ちいいくらい歌ったら、パソコンに向かう。
編集は、いつもあまり手を加えない。
よし、投稿しよう。
全てが終わってからリビングに出れば、珍しく父さんだけだった。
「母さんは?」
「今日、由乃の学校の保護者会なんだって」
「ご飯、どうするの?」
「作ってったから、温めてよ」
「うん」
父さんは料理をしない。
電子レンジは辛うじて使えるけど、前に卵を爆発させて母さんを泣かせてからは触らなくなった。
俺がバイトだったら、父さん餓死だ。