俺様天然男子
ステキすぎるギャップに、隣の理音くんにバレないように密かにドキドキしてたら、やっと山口くんがやって来た。
「ふたりとも早くね?」
「電車、混む前に乗ったから」
「うわぁ、理音っぽい理由…」
「ギターは?」
「邪魔になるから置いて来た。一回家戻るし」
「そっか」
ギター?
お化け屋敷に必要ないよね?
「なんでギター?もしかして、理音くん、午後からバイト?」
「ううん、うちで練習するんだって」
「へぇ、理音くんも何かするの?」
「…………内緒」
そう言って照れた顔がもう…神。
今日の理音くん、あたしの心臓の破壊神。
死神降臨。
ドキドキしすぎて不整脈起こすかも。
「おはよー。うわっ‼︎どうした、理音‼︎」
「普通にしてみた」
「ウケる。マジで別人。ずっとそのままいればいいのにー」
「紗雪も髪の毛違う」
「暑いからね」
「可愛いね」
「理音に言われたくない。嫌味にしか聞こえないー」
理音くんって、誰にでも『可愛い』って言うのかな…。
まぁ、紗雪は本当に美人だしね…。
好きな人が友達を褒めるのって、結構傷付くかも…。
「ふたりとも早くね?」
「電車、混む前に乗ったから」
「うわぁ、理音っぽい理由…」
「ギターは?」
「邪魔になるから置いて来た。一回家戻るし」
「そっか」
ギター?
お化け屋敷に必要ないよね?
「なんでギター?もしかして、理音くん、午後からバイト?」
「ううん、うちで練習するんだって」
「へぇ、理音くんも何かするの?」
「…………内緒」
そう言って照れた顔がもう…神。
今日の理音くん、あたしの心臓の破壊神。
死神降臨。
ドキドキしすぎて不整脈起こすかも。
「おはよー。うわっ‼︎どうした、理音‼︎」
「普通にしてみた」
「ウケる。マジで別人。ずっとそのままいればいいのにー」
「紗雪も髪の毛違う」
「暑いからね」
「可愛いね」
「理音に言われたくない。嫌味にしか聞こえないー」
理音くんって、誰にでも『可愛い』って言うのかな…。
まぁ、紗雪は本当に美人だしね…。
好きな人が友達を褒めるのって、結構傷付くかも…。