俺様天然男子
手術室ではカルテが手術台の上に寝てる患者の上に置いてあり、もちろん驚かされ。
ナースステーションでは、お化けナースにカルテを渡すと、理音くんの手をガシッと掴まれて。
渡されたお花を、霊安室に持ってって。
その間、廊下で何かに追いかけられたり、大きな音にビックリさせられたり。
訳がわかんなくなるほど泣いて、叫んで。
やっとゴールにたどり着いた時は、生命力が底をつきそうになっていた。
「あははっ、怖かったね」
「笑えないからぁ…」
「大丈夫?飲み物飲んで落ち着いたら?」
「も、ない…」
「じゃあ…待ってて。買ってくる」
少し離れた場所で、涙を止めるために落ち着こうとしても、やっぱり涙が止まらない。
理音くんが自販機で買って来てくれた、あたしの好きなカフェオレ。
優しい…。
「あり、がとぉ…」
「よしよし」
撫でられた頭で、涙がピタッと止まった。
手だけじゃなく、頭まで撫でられたっ…。
ナースステーションでは、お化けナースにカルテを渡すと、理音くんの手をガシッと掴まれて。
渡されたお花を、霊安室に持ってって。
その間、廊下で何かに追いかけられたり、大きな音にビックリさせられたり。
訳がわかんなくなるほど泣いて、叫んで。
やっとゴールにたどり着いた時は、生命力が底をつきそうになっていた。
「あははっ、怖かったね」
「笑えないからぁ…」
「大丈夫?飲み物飲んで落ち着いたら?」
「も、ない…」
「じゃあ…待ってて。買ってくる」
少し離れた場所で、涙を止めるために落ち着こうとしても、やっぱり涙が止まらない。
理音くんが自販機で買って来てくれた、あたしの好きなカフェオレ。
優しい…。
「あり、がとぉ…」
「よしよし」
撫でられた頭で、涙がピタッと止まった。
手だけじゃなく、頭まで撫でられたっ…。