俺様天然男子
その後にみんな、狂ったようにマジメに練習していた。



泉効果、すごいなぁ…。



「理音、みんな、ご飯食べてってもらったら?」

「いいんスか⁉︎」

「実は張り切ってたくさん作っちゃった」

「お母さん…可愛いっスねぇ」

「えっ、そう?詩くんもよく言ってくれるの」

「…………」

「お名前、なんていうの?」



さらっとのろけた。



だけど、これはいつものことなので…。



みんな、それぞれ自己紹介をして、リビングにはパーティーかと思うくらいの料理の数々。



みんな、目を輝かせている。



「これ、食っていいんスか…?」

「うん‼︎たくさん食べてね‼︎」

「「いただきまぁす‼︎」」



母さんはものすごく嬉しそうだった。



俺が初めて友達を家に連れて来たからだろう。



こういうの、今までもやりたかったのかな…。



楽しそうにしてくれて、俺も嬉しいな。



「うめぇ〜…どうしよう、うますぎる」

「また来てね?たくさん料理したいから」

「また来ます‼︎」



みんな、すごい食うなぁ。



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