俺様天然男子
あたしの頭には、彼のとてつもない美貌がしっかりと焼き付いたのだ。
そこから気になり出した彼のこと。
休み時間はヘッドホンで何かを聴いているのか、ただ耳を塞いでいるのか。
とにかく『寄るな』というオーラが出まくっている。
授業態度は真面目というか、喋りもしないし、手もあげない。
目立たない。
体育では、きっと手を抜いている。
髪が崩れないように必死なのが、観察しているとよくわかるのだから。
そして、キレイな長い指でキレイな字を書いて。
通りすがりに盗み見た本は英語で書かれた小説のようだった。
読研にいるマンガオタクとは違うようで、本当に読書が好きなのだろうと結論づけたけれど。
このクラスになって1ヶ月、まだ彼の声を聞いたことがない。
そんな彼のことが気になって、気になって。
気になりすぎて。
気がつけば好きになっていた。
そこから気になり出した彼のこと。
休み時間はヘッドホンで何かを聴いているのか、ただ耳を塞いでいるのか。
とにかく『寄るな』というオーラが出まくっている。
授業態度は真面目というか、喋りもしないし、手もあげない。
目立たない。
体育では、きっと手を抜いている。
髪が崩れないように必死なのが、観察しているとよくわかるのだから。
そして、キレイな長い指でキレイな字を書いて。
通りすがりに盗み見た本は英語で書かれた小説のようだった。
読研にいるマンガオタクとは違うようで、本当に読書が好きなのだろうと結論づけたけれど。
このクラスになって1ヶ月、まだ彼の声を聞いたことがない。
そんな彼のことが気になって、気になって。
気になりすぎて。
気がつけば好きになっていた。