俺様天然男子
理音くんも結構バイト入ってるみたいだし、ヒマな時に会いたいなぁ。
そう考えると、夏休みがちょっと憂鬱になるけど…。
バイトも頑張ろうと思う。
「雛森」
「理音くん」
「一緒に帰ろ?」
「うん」
終業式を終えて、通信票をもらったら…初めての放課後デートです。
今日は理音くんもバイトがなく、あたしもバイトがない。
一緒にどこかでお昼を食べようと、昨日の電話で約束してたんです‼︎
紗雪にバイバイしてから、理音くんと一緒に学校を出た。
校門から少し離れた場所で、理音くんが急に立ち止まった。
わしゃわしゃっと、自分の髪を弄り始めて。
前にも見た、お化け屋敷の日の理音くんになった。
「どう、したの…?」
「雛森と一緒にいて、恥ずかしくないように…」
「えっ、別にいつもの理音くんでも平気だけど…?」
「俺がイヤなの。雛森が、変な人に見られる…」
いやいや、下校中の同じ学校の人にばっちり目撃されてますけど⁉︎
そう考えると、夏休みがちょっと憂鬱になるけど…。
バイトも頑張ろうと思う。
「雛森」
「理音くん」
「一緒に帰ろ?」
「うん」
終業式を終えて、通信票をもらったら…初めての放課後デートです。
今日は理音くんもバイトがなく、あたしもバイトがない。
一緒にどこかでお昼を食べようと、昨日の電話で約束してたんです‼︎
紗雪にバイバイしてから、理音くんと一緒に学校を出た。
校門から少し離れた場所で、理音くんが急に立ち止まった。
わしゃわしゃっと、自分の髪を弄り始めて。
前にも見た、お化け屋敷の日の理音くんになった。
「どう、したの…?」
「雛森と一緒にいて、恥ずかしくないように…」
「えっ、別にいつもの理音くんでも平気だけど…?」
「俺がイヤなの。雛森が、変な人に見られる…」
いやいや、下校中の同じ学校の人にばっちり目撃されてますけど⁉︎