俺様天然男子
頭の中が痺れる。
なんだか、ずっと憧れてた歌手に目の前で歌われているかのような、そんなドキドキ。
理音くんが吸う空気ですら、まるでひとつの言葉のよう。
目が離せない。
あたし、絶対顔が赤い。
顔を手で押さえると、理音くんがまた笑うから。
恥ずかしいと言ったのは理音くんなのに、あたしの方が恥ずかしくなる。
あたし、この人を嫌いになることって…一生ない気がするよ。
「はい、終わり」
「す、すっごく…よかった…」
「大丈夫?顔、真っ赤」
「だって‼︎カッコよすぎ‼︎やっぱり卑怯者‼︎」
あっ、動画撮っておけばよかったよっ‼︎
なんでただ聴いてたの⁉︎
「もったいないことしたぁ〜…。動画撮っとけばよかった…」
「ヤダよ、恥ずかしい。撮影禁止」
「じゃあ…また歌ってくれる?」
「今度ね」
もうね、メロメロ。
こんなにかっこいい人、世の中探しても滅多にいないと思う。
なんだか、ずっと憧れてた歌手に目の前で歌われているかのような、そんなドキドキ。
理音くんが吸う空気ですら、まるでひとつの言葉のよう。
目が離せない。
あたし、絶対顔が赤い。
顔を手で押さえると、理音くんがまた笑うから。
恥ずかしいと言ったのは理音くんなのに、あたしの方が恥ずかしくなる。
あたし、この人を嫌いになることって…一生ない気がするよ。
「はい、終わり」
「す、すっごく…よかった…」
「大丈夫?顔、真っ赤」
「だって‼︎カッコよすぎ‼︎やっぱり卑怯者‼︎」
あっ、動画撮っておけばよかったよっ‼︎
なんでただ聴いてたの⁉︎
「もったいないことしたぁ〜…。動画撮っとけばよかった…」
「ヤダよ、恥ずかしい。撮影禁止」
「じゃあ…また歌ってくれる?」
「今度ね」
もうね、メロメロ。
こんなにかっこいい人、世の中探しても滅多にいないと思う。