俺様天然男子
寄ってたかって、俺をバカにするんだ。



「お気になさらずに」



そう言ったら、とんでもなくエグい話を始て。



今まで友達がいなくて、こんな話したことなかったから…頭がおかしくなりそうだ。



「みんな、大人だね…」

「お前がピュアすぎんの」

「そう、なの…?」

「理音、女にはおっぱいが3個あるって知ってっか?」

「えっ⁉︎2つじゃないの⁉︎どこにあんの⁉︎」

「ぶははははっ‼︎あるわけねぇだろー」

「うわっ、マジムカつく…」




散々からかわれて。



昨日からなんなんだよ。



男って、こういう話ばっかりすんの?



まぁ、昨日の話は俺から振ったんだけどさ…。



「いやぁ、本当に可愛いよ、理音」

「お前ら最悪…」

「でもさぁ、そのうちそうなるじゃん、雛森由乃と」

「なんないって…」

「いいなぁ、雛森ちゃん。何気にモテるしな」

「えっ…」

「愛花たちといたから目立たなかっただけで、離れてから可愛いって評判っスよー」

「ダメなんだけど‼︎」

「頑張れよ、彼氏」



そんなの初めて知った…。



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