俺様天然男子
雛森を傷つけるようなことは絶対したくないし。



それだけは、俺の感情でいちばん大きい部分で、年頃の強大な性欲にも負けない自信はあるからね。



「ハァ…幸せ…」



まさか雛森とお布団でぬくぬくできる日が来るとは…。



雛森は真っ赤だけど。



チュー…したいなぁ…。



口にしたら怒るだろうな…。



だからこっちにする。



チュッとオデコ。



髪の毛のシールドが邪魔だけど。



これで我慢…できないよ。



俺、雛森の耳も好き。



あとね、この細い首も。



まぁ、全部が可愛いんだけどさ。



頭を撫でて、耳をさわさわと…。



「んー…理音くん…耳…ヤダぁ…」



やめらんないんだもん。



「俺も我慢してるんだから、雛森も我慢してよね。痛いこと、してないんだから」

「拷問…」



顔も触りたい。



頬を撫でて、目元をなぞって。



唇にも触れる。



うわっ、雛森の顔がふにゃふにゃだ…。



< 265 / 640 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop