俺様天然男子
しかも、こっちを向いて俺に抱きついて。



痛い…。



下半身、マジで痛い…。



雛森は寝顔も可愛くて、このまま食べてしまいたくなる。



俺って変態なのかな…。



みんな、こんなのに耐えてるの?



それとも、こんなふうに思わないの…?



オデコにキスをして、目にもした。



後はこの耳…。



チュッとキスをすれば、ピクッと動いた雛森に、起こしてしまったかと思った。



「んっ…」



うっわぁ…。



そんな声、出しちゃダメでしょぉ…。



ごめん、もう、抑えられないかも。



耐えられずに唇にキスをした。



「えっ、理音くんっ…」

「雛森のバカ」

「ばっ…」



止まんない。



止まりたくない。



やめたくない…。



体を起こし、上から雛森を見下ろした。



赤い顔で目を逸らして。



無防備な首筋に、噛みつきたい衝動。



たまらないなぁ。



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