俺様天然男子
『アイツいじるの面白い』みたいな雰囲気があって、クラスの子にちょくちょく絡まれて、笑われてる。
期待を裏切らない天然ぶりで、いつの間にかうちのクラスのマスコットみたいなポジションになっちゃった。
いちばんの仲良しは山口くんだけどね。
体育が終わり、着替えて教室へ。
次は音楽の授業で、慌ただしい時間割り。
「雛森、一緒に行こう?」
出た。
その悩殺スマイル。
こんなの1年生が見たら、絶対告られるよ…。
「大好き、理音くん」
「えっ、どうしたの…」
「誰にもあげたくないなーって思ったの」
「俺が雛森以外のとこに行くと思うの?」
「ん、思わない」
「よかった。信じてくれてて」
本当に愛を感じる…。
あたしにそんな愛され要素、ないと思うんだけど…。
でも、理音くんがこんな顔をするのはあたしの前でだけ。
自分に自信はないけど、理音くんのことは信じてるよ。
期待を裏切らない天然ぶりで、いつの間にかうちのクラスのマスコットみたいなポジションになっちゃった。
いちばんの仲良しは山口くんだけどね。
体育が終わり、着替えて教室へ。
次は音楽の授業で、慌ただしい時間割り。
「雛森、一緒に行こう?」
出た。
その悩殺スマイル。
こんなの1年生が見たら、絶対告られるよ…。
「大好き、理音くん」
「えっ、どうしたの…」
「誰にもあげたくないなーって思ったの」
「俺が雛森以外のとこに行くと思うの?」
「ん、思わない」
「よかった。信じてくれてて」
本当に愛を感じる…。
あたしにそんな愛され要素、ないと思うんだけど…。
でも、理音くんがこんな顔をするのはあたしの前でだけ。
自分に自信はないけど、理音くんのことは信じてるよ。