俺様天然男子
だけど、あのままでは治らなかった熱を、どうすればよかったのかがわからない。
ネットでは騒がれるようになった俺たちに、ひとつのメッセージが届いた。
昔のアニメのリメイク版が放送されるらしく『オープニングテーマに使いたい』と。
「「うぉぉぉぉぉ‼︎」」
「すっげ‼︎マジで⁉︎」
「うん、多分、コレは本当」
「俺らデビュー…?」
「えっ、アニソンデビュー…?」
じいちゃんに相談しよう。
呼んできたじいちゃんに確認してもらうと、やはりこれは本物のようで。
「いやぁ、びっくりだな。まさかそっちが引っかかるとは…」
「不本意だよ‼︎」
「でも、お前らがアレンジしたことには変わりないだろ?」
「そうだけどぉ…」
「よし、少し待ってろ。俺が話をする」
じいちゃんに任せることにした。
間違いないしね。
それに、泉が『お兄ちゃんのバンド』と、自分のSNSで告知したもんだから、俺がバーストのウタの息子ということもバレたわけで。
テレビで取り上げさせてくれとか、事務所に入らないかという依頼は山のように来ている。
ネットでは騒がれるようになった俺たちに、ひとつのメッセージが届いた。
昔のアニメのリメイク版が放送されるらしく『オープニングテーマに使いたい』と。
「「うぉぉぉぉぉ‼︎」」
「すっげ‼︎マジで⁉︎」
「うん、多分、コレは本当」
「俺らデビュー…?」
「えっ、アニソンデビュー…?」
じいちゃんに相談しよう。
呼んできたじいちゃんに確認してもらうと、やはりこれは本物のようで。
「いやぁ、びっくりだな。まさかそっちが引っかかるとは…」
「不本意だよ‼︎」
「でも、お前らがアレンジしたことには変わりないだろ?」
「そうだけどぉ…」
「よし、少し待ってろ。俺が話をする」
じいちゃんに任せることにした。
間違いないしね。
それに、泉が『お兄ちゃんのバンド』と、自分のSNSで告知したもんだから、俺がバーストのウタの息子ということもバレたわけで。
テレビで取り上げさせてくれとか、事務所に入らないかという依頼は山のように来ている。