俺様天然男子
変態彼氏
【理音】
新学期になり、じいちゃんに呼び出されたスタジオ。
それは音楽スタジオではなく、撮影スタジオ。
「お前らの方向性を決めようと思う」
そう言われて、用意されていた衣装を見る。
スーツから、革のジャケット、ラフなシャツや、デニム。
これはどれを選べばいいんだろうか…。
しばらく使われる、俺たちのアーティスト写真だそうだ。
「流行りのもの着るとヤベェよな…」
「スーツって柄じゃなくね…?」
「ライダースは?」
「かっけぇーなぁ、おい」
でも、なんか違う。
そして最終的に俺たちが選んだ衣装。
色違いのTシャツにデニム。
足元はスニーカー。
「シンプルすぎねぇ?」
「それでも絵になる理音が憎たらしくてしょうがねぇよ」
「理音だからな」
「下半身にぶら下がった息子でけぇしな」
関係ないよね、それ…。
俺のリトルのことはほっとけよ。
「それでいいのか?」
「「大丈夫です‼︎」」
初めての撮影。
なんかの台の上に座ったり、楽器持ったり、いろんなパターンで撮られた。
あとはじいちゃんが、いちばんいいのを決めてくれるってさ。
新学期になり、じいちゃんに呼び出されたスタジオ。
それは音楽スタジオではなく、撮影スタジオ。
「お前らの方向性を決めようと思う」
そう言われて、用意されていた衣装を見る。
スーツから、革のジャケット、ラフなシャツや、デニム。
これはどれを選べばいいんだろうか…。
しばらく使われる、俺たちのアーティスト写真だそうだ。
「流行りのもの着るとヤベェよな…」
「スーツって柄じゃなくね…?」
「ライダースは?」
「かっけぇーなぁ、おい」
でも、なんか違う。
そして最終的に俺たちが選んだ衣装。
色違いのTシャツにデニム。
足元はスニーカー。
「シンプルすぎねぇ?」
「それでも絵になる理音が憎たらしくてしょうがねぇよ」
「理音だからな」
「下半身にぶら下がった息子でけぇしな」
関係ないよね、それ…。
俺のリトルのことはほっとけよ。
「それでいいのか?」
「「大丈夫です‼︎」」
初めての撮影。
なんかの台の上に座ったり、楽器持ったり、いろんなパターンで撮られた。
あとはじいちゃんが、いちばんいいのを決めてくれるってさ。