俺様天然男子
大事にされててよかった。



苦笑いの由乃と、由乃の部屋でまったり。



ベッドで膝枕…。



何度も鳴るスマホで、仕事の連絡をする俺とじいちゃん。



由乃の小さな手が、俺の頭を撫で撫で…。



あぁ、いい感じ…。



「由乃ー」

「なぁに?」

「おっぱい触らしてー」

「…………バカなの?」



ニコッとしないでよ。



触りたかっただけなのに。



諦めて、膝の上でゴロゴロ。



「バイト、何時から?」

「お昼食って、3時から」

「お昼はどうする?」

「由乃ー」

「で?どうするの?」

「…………牛丼食べたいです」

「そうしよっか。うちに遊びに来ても、バイト先も近くなってよかったね」



よくないよ…。



最近、チューしてないし…。



まぁ、俺がやらかしちゃってから手を出せないでいるわけだけどさ。



「ねぇ、由乃は俺にチューしたくなんないの?」

「へっ⁉︎」

「いつも俺からじゃん?由乃はしたくなんないのかなぁって」

「ならない、わけじゃ…ないけど…」

「じゃあ、由乃がしてくれるまで我慢する」

「えっ、それじゃあ…い、いつすれば…」

「由乃がしたい時」



これくらいのワガママ許してよね。



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