俺様天然男子
タカヤくんとスバルくんは愛想振りまいてるけど、理音くんと山口くんは無視。
告ってくる後輩をこっ酷く振ってる理音くんだけど、それがまたいいらしい。
何をしても理音くんはカッコいいらしい。
この前なんか、連絡先を教えて欲しいと言った後輩に対して『電報でよろしく』と言ったし、デートしてくれと言った子に『1分50万、払えるならいいよ』と言っていた。
本当に50万持ってきたらどうするんだろうと、ちょっとヒヤヒヤ。
リトくんはものすごく嫌な顔をしているのに、それでも『話した』ということが嬉しいようだ。
「ねぇ、紗雪…」
「んー?」
「モテすぎない…?」
「アイドル的感覚なんでしょ?無視してりゃあいいんだよ」
「なんでそんなに余裕なの?紗雪は美人だから悩まないの?」
「何言ってんの。嵐生が今、他のこと考える余裕ないのなんて、見ててわかるでしょ」
だから、浮気の心配もしてないし、愛されてる実感もあるそうだ。
山口くんも、紗雪にどっぷりって感じはするけど…。
いいなぁ、そういう自信。
あたしも欲しい…。
告ってくる後輩をこっ酷く振ってる理音くんだけど、それがまたいいらしい。
何をしても理音くんはカッコいいらしい。
この前なんか、連絡先を教えて欲しいと言った後輩に対して『電報でよろしく』と言ったし、デートしてくれと言った子に『1分50万、払えるならいいよ』と言っていた。
本当に50万持ってきたらどうするんだろうと、ちょっとヒヤヒヤ。
リトくんはものすごく嫌な顔をしているのに、それでも『話した』ということが嬉しいようだ。
「ねぇ、紗雪…」
「んー?」
「モテすぎない…?」
「アイドル的感覚なんでしょ?無視してりゃあいいんだよ」
「なんでそんなに余裕なの?紗雪は美人だから悩まないの?」
「何言ってんの。嵐生が今、他のこと考える余裕ないのなんて、見ててわかるでしょ」
だから、浮気の心配もしてないし、愛されてる実感もあるそうだ。
山口くんも、紗雪にどっぷりって感じはするけど…。
いいなぁ、そういう自信。
あたしも欲しい…。