俺様天然男子
冷蔵庫から水とお茶を取り出して、お茶を手渡されて。
ゴクゴク水を飲む理音くんの喉仏が、なんだかエロい。
「寝起きドッキリ、心臓に悪いよ」
「ごめんね?」
「嬉しいけど…。マジで俺が夢遊病になったのかと思った…」
「よかったね、夢遊病じゃなくて」
拾い上げた紙をまとめてゴミ箱に入れたり、パソコンを閉じて机に片付け始めた。
珍しいよね、理音くんがこんな部屋なの。
「最近、忙しい?」
「うん。やっぱり、俺より嵐生が書いた方がいいなぁって、夜中に思ったから、作詞やめて寝た」
「何時に寝たの?」
「3時?くらい?」
「えっ、じゃあバイトまで寝る予定だったんだよね⁉︎ごめん、起こしちゃって…」
「いいよ。由乃が会いたくて来てくれたの、嬉しい」
「理音くんは優しすぎる…。あたしに合わせなくていいんだよ?」
「合わせてないよ?俺も由乃に会いたかったし」
合わせてるよ…。
キスのことだって、あの日の反省のことだって。
ゴクゴク水を飲む理音くんの喉仏が、なんだかエロい。
「寝起きドッキリ、心臓に悪いよ」
「ごめんね?」
「嬉しいけど…。マジで俺が夢遊病になったのかと思った…」
「よかったね、夢遊病じゃなくて」
拾い上げた紙をまとめてゴミ箱に入れたり、パソコンを閉じて机に片付け始めた。
珍しいよね、理音くんがこんな部屋なの。
「最近、忙しい?」
「うん。やっぱり、俺より嵐生が書いた方がいいなぁって、夜中に思ったから、作詞やめて寝た」
「何時に寝たの?」
「3時?くらい?」
「えっ、じゃあバイトまで寝る予定だったんだよね⁉︎ごめん、起こしちゃって…」
「いいよ。由乃が会いたくて来てくれたの、嬉しい」
「理音くんは優しすぎる…。あたしに合わせなくていいんだよ?」
「合わせてないよ?俺も由乃に会いたかったし」
合わせてるよ…。
キスのことだって、あの日の反省のことだって。