俺様天然男子
【由乃】
ケンカをして、抱きついて。
仲直りして、撫でられて。
そのまま眠ってしまい、目が覚めたら理音くんのベッドに寝てた。
起き上がると、真っ暗な部屋。
枕元にあるデジタル時計は、夜になっていた。
手探りで部屋の中を歩き、電気を着けてスマホを探す。
お母さんから『どこいんの?理音くんのとこ?』と、メッセージが入ってて。
『理音くんちで寝ちゃってた…。起きたら今だった』と送る。
『泊まるの?』
『わかんない。理音くん仕事に行っちゃったみたいだから。また連絡するね』
『わかったー』
軽いなぁ、お母さん…。
娘が彼氏の家にお泊まりしても何も気にしないところが、お母さんらしい。
紗雪なんて、嵐生くんのお家にお泊まりする時には毎回アリバイ工作してるのに。
気がつけば、テーブルの上に置き手紙。
『仕事行ってくるよ。お腹空いたら、母さんのご飯食べてね。泊まるなら、お風呂入ってていいからね』
泊まっちゃおうかな…。
ケンカをして、抱きついて。
仲直りして、撫でられて。
そのまま眠ってしまい、目が覚めたら理音くんのベッドに寝てた。
起き上がると、真っ暗な部屋。
枕元にあるデジタル時計は、夜になっていた。
手探りで部屋の中を歩き、電気を着けてスマホを探す。
お母さんから『どこいんの?理音くんのとこ?』と、メッセージが入ってて。
『理音くんちで寝ちゃってた…。起きたら今だった』と送る。
『泊まるの?』
『わかんない。理音くん仕事に行っちゃったみたいだから。また連絡するね』
『わかったー』
軽いなぁ、お母さん…。
娘が彼氏の家にお泊まりしても何も気にしないところが、お母さんらしい。
紗雪なんて、嵐生くんのお家にお泊まりする時には毎回アリバイ工作してるのに。
気がつけば、テーブルの上に置き手紙。
『仕事行ってくるよ。お腹空いたら、母さんのご飯食べてね。泊まるなら、お風呂入ってていいからね』
泊まっちゃおうかな…。