俺様天然男子
リビングに出れば、蕾さんとウタさんが楽しそうに笑い合っている。
「由乃ちゃん‼︎起きたー」
「すみません、寝てしまって…」
「制服、脱いだほうがいいよ?シワになっちゃってる」
「着替え…パジャマしかなくて」
「泊まらないの?先にお風呂に入っておいで?ご飯、温めておくから」
この人は本当に優しい。
あたしをなんだと思ってるのかな…。
世の中には彼女に息子を取られたと騒ぐお母さんもいるのに…。
お言葉に甘えて、先にお風呂に入った。
理音くんの部屋に、お泊りセットは置いてある。
パジャマに、下着。
毎回持って帰って、洗ってから理音くんちに置いておく。
役に立った…。
「お風呂、ありがとうございました」
「はい、召し上がれ‼︎」
テーブルに並んだご飯。
久しぶりだ、春巻き…。
「いただきます」
食べ始めたあたしを、ふたりがジーッと見つめて来る。
ものすごーく、食べづらい…。
「由乃ちゃん‼︎起きたー」
「すみません、寝てしまって…」
「制服、脱いだほうがいいよ?シワになっちゃってる」
「着替え…パジャマしかなくて」
「泊まらないの?先にお風呂に入っておいで?ご飯、温めておくから」
この人は本当に優しい。
あたしをなんだと思ってるのかな…。
世の中には彼女に息子を取られたと騒ぐお母さんもいるのに…。
お言葉に甘えて、先にお風呂に入った。
理音くんの部屋に、お泊りセットは置いてある。
パジャマに、下着。
毎回持って帰って、洗ってから理音くんちに置いておく。
役に立った…。
「お風呂、ありがとうございました」
「はい、召し上がれ‼︎」
テーブルに並んだご飯。
久しぶりだ、春巻き…。
「いただきます」
食べ始めたあたしを、ふたりがジーッと見つめて来る。
ものすごーく、食べづらい…。