俺様天然男子
彼女いる宣言をした理音くんに対して、嵐生くんは『もう高校出るから言えるけど、エロい女がいいです。自分から乗っちゃうくらい、エロいの』と、きっと紗雪のことを言っていて、なぜかあたしが照れる。



スバル『尽くすタイプがいいですね。なにも言わなくても俺の部屋の掃除したり、メシ作ってくれるような』

タカ『俺はどちらかと言えば尽くしたいかも。なにもできない子とか、惹かれますね。バカだなぁって思いたいっていうか、俺がいなきゃどうすんの?ってくらい抜けてる人』



それぞれの恋愛感。



そうだったのか。



あんなに一緒に遊んだりしてたのに、全然知らなかった。



嵐生くんは紗雪にメロメロなとこがあるのは知ってるけど。



美人な紗雪が大学生になって、新しい出会いにヒヤヒヤしてるみたいだし。



アネゴ肌の紗雪には、嵐生くんくらいの人がちょうどいいんだと思う。



嵐生『リトはね、異常者だからね。変態だから』

リト『そうかな?』

嵐生『こんな顔して童貞だしね』

記者『それ、有名な話だけど、実際どうなの?』

リト『高校生は不純異性交遊しちゃダメなんですよ』



エロいくせに。



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