俺様天然男子
楽しみで、そのために仕事が頑張れる。



忙しい理音くんと、忙しいあたしと。



とにかく、この日を楽しみに生きてるって感じだ。



『何時出発?』

『始発じゃなきゃ間に合わないよね』

『早起き頑張る』



早起きして新幹線で行く。



紗雪と連絡を取り合って、フェスに行くために靴も買った。



齋藤くんが悩むならショートパンツとレギンスにスニーカーにしなとアドバイスをくれたので。



最近日差しも強いから、日焼けしないようにねって言われたけど…。



とりあえず、行ってみるんです‼︎



紗雪とふたりでお出かけなんて久しぶりで、今から楽しみで。



理音くんは前日からいなくて、あたしはワクワクしすぎて眠れずに、何度もお水を飲みにリビングに出たり。



『気をつけておいでね?迷わない?スマホ、充電ちゃんとするんだよ。困ったことがあったら、連絡してね?どうにかして助けるからね』



理音くんからの心配のメッセージを受け取り、ワクワクが止まらないまま眠りについた。



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