俺様天然男子
その言葉は、とてもキレイに聞こえるもので。
あたしに、ちゃんと向き合ってくれてるのだと、嬉しくなった。
「あたしも、誰かを好きになったのは初めてだよ」
「なんで俺なの…?」
「まずね、いつもひとりでいる理音くんが気になったの」
ひとりは怖いものだと思っていた。
だけど、理音くんは誰とも連まず、いつも平気そうな態度。
「自分を貫けるって、かっこいいなって…そう思ってたら…理音くんの素顔見ちゃって…。でもね、顔じゃないんだなーって。初めて話した時、雰囲気が好きだと思った。声も好きだなーって。なんだろ、よくわかんないんだけどね、なんか…好きなんだよね。どうしようもないくらい、フラれても、きっと好き」
箸を置いた理音くんは、手で顔を覆った。
そんなことしなくても見えないのに。
「ごめん、恥ずかしくて…」
「あたしこそごめん。言いたいこと、言いすぎたね」
「もう少し、雛森を…知ってからじゃ…ダメ?」
可愛すぎる。
あたし、きっともうどっぷりハマってるんだと思う。
「好きになってもらえるように、頑張るね」
大好きです、理音くん。
あたしに、ちゃんと向き合ってくれてるのだと、嬉しくなった。
「あたしも、誰かを好きになったのは初めてだよ」
「なんで俺なの…?」
「まずね、いつもひとりでいる理音くんが気になったの」
ひとりは怖いものだと思っていた。
だけど、理音くんは誰とも連まず、いつも平気そうな態度。
「自分を貫けるって、かっこいいなって…そう思ってたら…理音くんの素顔見ちゃって…。でもね、顔じゃないんだなーって。初めて話した時、雰囲気が好きだと思った。声も好きだなーって。なんだろ、よくわかんないんだけどね、なんか…好きなんだよね。どうしようもないくらい、フラれても、きっと好き」
箸を置いた理音くんは、手で顔を覆った。
そんなことしなくても見えないのに。
「ごめん、恥ずかしくて…」
「あたしこそごめん。言いたいこと、言いすぎたね」
「もう少し、雛森を…知ってからじゃ…ダメ?」
可愛すぎる。
あたし、きっともうどっぷりハマってるんだと思う。
「好きになってもらえるように、頑張るね」
大好きです、理音くん。