俺様天然男子
デートの予定
【理音】
久しぶりにキレた…。
さすがに理不尽すぎて、床に投げつけられた相棒から、変なノイズが聞こえて。
キモいとか、邪魔とか、そんなのどうでもいい。
だけど、俺の大事なものを壊されたのはムカつく。
それに、紗雪のこと、嵐生のこと。
許せない。
俺、あの女大嫌い。
「いつも以上に無口」
「あっ、ごめんなさい…」
「攻めてるわけじゃねぇけど、なんかあった?」
オーナーである修平さんと受付にいる。
俺の変化に気づいてくれた…。
「最近、友達できて」
「おぅ、すげーじゃん」
「一緒にいて、楽しいなって。大事にしたいって、そう思ってて…」
「ケンカでもしたか?」
「関係ないヤツが、その大事な人をバカにしたことに、腹が立って…俺のヘッドホンも壊されて…キレてしまいました…」
あんなに衝動的になったのは、いつぶりだろう。
覚えてないほど、昔の気がする…。
久しぶりにキレた…。
さすがに理不尽すぎて、床に投げつけられた相棒から、変なノイズが聞こえて。
キモいとか、邪魔とか、そんなのどうでもいい。
だけど、俺の大事なものを壊されたのはムカつく。
それに、紗雪のこと、嵐生のこと。
許せない。
俺、あの女大嫌い。
「いつも以上に無口」
「あっ、ごめんなさい…」
「攻めてるわけじゃねぇけど、なんかあった?」
オーナーである修平さんと受付にいる。
俺の変化に気づいてくれた…。
「最近、友達できて」
「おぅ、すげーじゃん」
「一緒にいて、楽しいなって。大事にしたいって、そう思ってて…」
「ケンカでもしたか?」
「関係ないヤツが、その大事な人をバカにしたことに、腹が立って…俺のヘッドホンも壊されて…キレてしまいました…」
あんなに衝動的になったのは、いつぶりだろう。
覚えてないほど、昔の気がする…。