幼なじみはお嬢様の執事
朝になり、神楽くんが起こしに来てくれた。
『お嬢様、おはようございます。』
『う〜ん おはよう神楽くん。』
学校に着くと
華恋がもう教室にいた。
『おはよう、華恋。』
『おはよう、光』
『どうしたの?』
『また、あの夢を見たんだよね』
『一体誰なんだろう? なんだか知ってるような気がするんだよね』
『そっか、もしかしたら前にあったことがあるのかもしれないわね』
『そうなのかなぁ いったい誰なんだろう』
『あ、そういえば光、生徒会長にせまられたんだって学園じゃその噂でもちきりよ』
っと華恋が興奮したように言った。
『生徒会長って彼方くんのこと別に私、彼方くんに迫られたりしてないよ。』
『か、彼方くんって光、生徒会長のこと名前で呼んでるの?』
『生徒会長が名前で呼んで欲しいって言われたんだ。』
『え、生徒会長の東宮君から言われたんだ でも、なんでそんなことになってんの』
『この間、神楽君を待っているとちょうど生徒会長の彼方君が取り掛かって世間話をしている時に彼方君から名前で呼んで欲しいって言われたんだ。』
『そっか、もしかしたら東宮君、光のこと好きなのかもしれないわね。』
如月君これから大変かもしれないわね。