あなたの気持ち☆
でも…
何時間たっても
愁汰は目を開けなかった。

目を開けるまで
そばにいた。

また.「静香!」って呼んでよ…
また.私に笑顔見せてよ…

「愁汰…愁汰…」

何回も呼び続けた。
でも.返事はない。

「愁…汰…」

私は疲れて寝てしまった。
目を開けてくれることを
そっと願って─…

─────────夜──

目が覚めた。
時計を見ると9時は
回っていた…

ふと.愁汰を見た…

見た瞬間
涙がジワジワ出てきた。

だってだってぇ…

「よっ!静香」

そう言って笑ってるんだもん
また静香って笑顔で呼んでくれたんだもん。

「…愁汰ぁぁぁ!!!」

神様ありがとう。
愁汰を助けてくれて

「何、泣いてんだよ!」

「だってぇ…グスン」
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