あなたの気持ち☆
「バーカ!!」

へぇぇぇ?
心配してあげたのに
バカって何なのよ!!!!

「バカってぇ…グスン」

「泣きすぎだってぇの!!」

「心配掛けるからでしょ!!」

愁汰の…バカぁ!

「なぁ…」

…?
いきなり寂しそうな顔…

「どうかしたの?」

恐る恐る聞いてみた
聞くのが怖かったけど…。

「クリスマス…一緒に過ごそう」
「あぃ?もうっ!当たり前!」

何でそんな事聞くのよぉ…!

「…サンキュ!」

笑顔に戻ったぁ!?
けど…少し笑ってない…
どうしたの!?何があったの!?
私に、話せないの??

「俺は、今年が最後のクリスマスかもな…」

えっ??
意味がわからなぃよ…
最後って何…?
来年は無理なのっ…??
何か変だよ…愁汰なんか変…

「どうしたの??何があったの??」
「・・・・・」

何も答えない…
何か、私に隠してる…
すぐわかるよ…

「なんてね!理由いわなくていいよ!!」

私はとっさに
笑顔を作りごまかした。

「…ごめんな。」
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