あなたの気持ち☆
「何で謝るの??」

聞いてみたけれど
愁汰は、うつむいたまま
何も口にしなかった。

何時間かして
ようやく喋りだした。

「…きだ…」

よく聞こえなぃよぉ〜

「何??聞こえないよ…」

「…好きだ。」

ドキ──

照れくさそうに
そして切なそうに
愁汰は、私に"好き"と言った。

嬉しかったよ。
愁汰が倒れた時
すごい寂しくて
切なくて…前が見えなかった。
それくらい私の中で
愁汰の存在は大きかったょ。

愁汰…
あなたの存在は
とってもとっても暖かく
輝いているよ。

失い掛けて
初めて"存在"と言う
本当の大切さに気づいた…。
< 26 / 55 >

この作品をシェア

pagetop