あなたの気持ち☆
走って
病室を出た。

涙が…溢れてきた。
愁汰の切ない顔を
見ていると…悲しくて仕方ない
笑ってほしい
笑ってほしいよ…

そう、思いながら
看護師に、愁汰が起きた事を
伝えた…。

でも…
あまり喜ばなかった…

何でだろう?
嬉しくないの?

この時はわからなかった
なぜ…喜ばないのか…

すると…
医者に呼ばれた…
ちょっと話したいことがある。そう言われて私はすぐに医者の後に付いていった…

胸が騒ぐ
いやな予感が私を襲う。

「座ってください。」

そう言われて私は
イスに腰をかける。

「愁汰君の事ですが…」

なんか
すんごい…いやな予感…

「胃のガンです。」

えっ??
今何ていいました?
…気のせいだよね…??
ありえないもん…

「助かる事は…ないでしょう。」
・・・・・
気のせいじぁなかった。
言葉を失った。
ただただ…涙だけがあふれてきて…助からないそう言われて…もう…愁汰の笑顔見れなくなるそう思った。

いつサヨナラするんだろ…
突然いなくならないよね…??
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