あなたの気持ち☆
「なぁ…指輪取って。」
愁汰に頼まれて
棚の上にあった指輪を
とった。
「あの時…はめてやれなかったからさ...」
照れながら モゴモゴ
しゃべる愁汰が懐かしく
思えた…
「別にいいよ...指輪も大切だけ…私には…愁汰が一番大切だから☆」
笑顔で答えた。
指輪は..いつでも
もらえるけど…愁汰は
もう もらえナイ…
だから…愁汰が一番大切。
「なぁ…今はめていい…??」
「うんっ!いいよ…」
愁汰は 私の指にきれいな
指輪をはめてくれた。
「愛してるよ..静香。」
「私もだよっ!!」
そう言って私も
愁汰に指輪をはめた…
キラキラ光る 指輪は
幸せを運んで来てくれるかな…
「あっ!クリスマス終わるまでまだ時間あるぜっ!2人で祝おうよ!!」