総長さま、溺愛中につき。②〜クールな総長の甘い告白〜
拓ちゃんは不思議そうにした後、腕時計を見て口を開いた。
「時間あるし、俺の部屋行くか?」
万が一誰かに聞かれたら困るなと思ったから、家で話すことに。
お言葉に甘えて、拓ちゃんの部屋におじゃました。
拓ちゃんの部屋に来るのは、2回目だ。
相変わらずものが少ないなと思いながら、ソファに座らせてもらう。
「はい」
拓ちゃんに差し出された飲み物の入ったコップを受け取る。
「わっ、イチゴミルクだ……!ありがとう!」
いつも飲んでいたから、覚えていてくれたのかな。
それにしても、家にイチゴミルクがあるなんて……拓ちゃん、辛党じゃなかったっけ?