総長さま、溺愛中につき。②〜クールな総長の甘い告白〜
「仕事の内容は様々だ。部活動・委員会の総管理、広報の手伝いや集計まで……月によってバラバラだな」
頷きながら、話に耳を傾ける。
ほんとに、いろんな仕事をしているんだなぁ……。
「まあ、由姫ならどんな仕事でもこなせるだろう」
どうしてそこまで期待してくれているのかは不思議だけど、戦力になれるよう頑張ろうと思う。
「ちなみに、部活動と一緒で試験一週間前は活動は休みになる」
やっぱり、この学園では学業最優先なんだろうな。
「由姫にお願いしたいのは、主にデータ管理と集計の処理。頼めるか?」
「はいっ」
「ありがとう。助かる」
笑顔を浮かべた舜先輩に、私も同じものを返す。