総長さま、溺愛中につき。②〜クールな総長の甘い告白〜
「え、えっと……ちょっと、お仕事を手伝うことに……」
なんとか話がこれ以上大きくならないように、それとなく伝える。
「ま、待って!それってnoble側ってことになるじゃん……!?」
「ダメだよ由姫!nobleのやつらなんかと仲よくしたら……!」
なぜか慌てている弥生くんと華生くん。
「つーか、なんでだよ!生徒会って女子禁制だっただろ!」
え!そうだったんだ……。
弥生くんの言葉に、少しだけ驚いた。
「いや、俺に言われても……」
「幹部なら把握しとけよ!!」
nobleの人だけで形成されてるとは聞いていたけど、まさか女子禁制だったなんて……。
で、でも、なら私を誘ってくれたんだろう……?