猫になんてなれないけれど
デート × 事件
「真木野さーん!浅井さん、次採血だって」
「はい」
「あ、ごめん、柏田さんは点滴を~」
「わかりました」
冨士原さんとの約束の日である本日。土曜日。
私は、予定通りクリニックでの勤務日だった。
最近は、気温が高い日も増えて、梅雨のジメジメとした気候も重なり、体調を崩す人も結構多くなっている。
特に今日、土曜日は、平日に来られない患者さんも多く来院するため、午前も午後も混んでいた。
処置も多くてバタバタで、クーラーの効いた空間でも私はかなり汗だくだった。冨士原さんと会う前に、メイク直しは必須だな、と考える。
待ち合わせは、19:30にクリニックの最寄り駅。冨士原さんが車で迎えに来てくれる。
仕事を早く終わらせて、余裕を持って準備を整えたいところ。
この混み具合だと残業は避けられない気がするけれど、診察が終わったら片付けだけは最速時間で済ませよう、と決意した。
「はい」
「あ、ごめん、柏田さんは点滴を~」
「わかりました」
冨士原さんとの約束の日である本日。土曜日。
私は、予定通りクリニックでの勤務日だった。
最近は、気温が高い日も増えて、梅雨のジメジメとした気候も重なり、体調を崩す人も結構多くなっている。
特に今日、土曜日は、平日に来られない患者さんも多く来院するため、午前も午後も混んでいた。
処置も多くてバタバタで、クーラーの効いた空間でも私はかなり汗だくだった。冨士原さんと会う前に、メイク直しは必須だな、と考える。
待ち合わせは、19:30にクリニックの最寄り駅。冨士原さんが車で迎えに来てくれる。
仕事を早く終わらせて、余裕を持って準備を整えたいところ。
この混み具合だと残業は避けられない気がするけれど、診察が終わったら片付けだけは最速時間で済ませよう、と決意した。