白雪姫に極甘な毒リンゴを 3 (桃華の初恋編)
さ~。
今日はどんなふうに
桃ちゃんのことをイジメちゃおうかな。
『俺の彼女になったら
着てくれるんだよね?』って、
とびきりの笑顔で
ナース服を手渡そうかな?
ダメだ。
桃ちゃんが隣にいてくれることを
想像するだけで、
顔が勝手ににやけてくる。
とりあえず虎くんに連絡して
桃ちゃん会うまでに
ナース服を調達しないと。
ニヤケ顔がもどらないままの俺は
ウキウキ気分で
虎くんに電話をかけた。
☆END☆