LastLOVE
あたしが学校に着いたのは、1時間目の後半だった。


ガラガラ…

皆の視線がいたい…

遅刻したから怒られるよね…


恐る恐る先生の顔を見た。

「おぉ来たか。熱は大丈夫なのか??」


「え??」


意外な先生の一言。



もしかして…





柚の方を見たら、笑いながらウインクした。

やっぱ柚か。


「大丈夫です…」

「そうか、無理すんなよ」

「…」
コクンと頷いて、自分の席に着いた。






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