LastLOVE
もうあたしは大丈夫。


昴が大好き。



もう決めたんだ。



「昴の家行きたい…」

聞こえるか聞こえないかの声で言ってみた。


「…無理すんなよ」


「無理なんかしてない。本気だよ??」

昴の顔は真剣だった。
あたしも真剣な顔で言った。


「いいのか??」


あたしは小さく頷いた。




はいって言ってヘルメットをあたしに渡した。



…昴



あたしは昴が大好きなんだよ…





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