LastLOVE
昴…


大丈夫よね…



死んだりしないよね…








201号室…



あった!!!


「昴!!!」


勢いよく201号室に入った。

「彩夏!!!」

昴は上半身だけあげて、そう言った。


大丈夫そうだ…



堪えてた涙が一気に溢れてきた。

「なに泣いてんだ??もしかして…俺死ぬかと思った??」


あたしは小さく頷いた。

「勝手に人を殺すなよ」

あの大好きな笑顔でそう言った。


「おいで」

昴はそう言って、手招きをした。


そこに吸い込まれるように、走って昴の方へ行き、勢いよく抱き着いた。

「昴〜」


「俺はどこにも行かないって言ったろ??」


「うぅ〜…」



ガラガラガラ______







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