LastLOVE
ん…


朝…


「眩しいッ…」


…「やばッ!!!」


時間ギリギリに起きて、テンパル…

「も〜ママ!!起こしてよ〜」


ママに怒るあたし。

「いっつも自分で起きるじゃん」



確かにそうだね…笑




「行ってきま--す」

起きるの遅れたけど、髪と化粧はいつもどうりにゆっくりセットする。


あ…あたしの名前は、矢野彩夏(ヤノアヤナ)
高校2年生の、すっごく普通の女子高生。


パンを手にもって、鞄をせおい、急いで電車に向かうあたし…



「やばいやばい…」




ドンッ…



「いたッ…」

誰かに当たったせいでパンを落としてしまった。



「あッ…ごめんなさい、大丈夫ですか??」

そう言いながら、顔を上げた…




「大丈夫だよ。君は??」


…茶髪に金のメッシュがたくさん混ざってる、かっこいい男の人だった。



「あッ…大丈夫です…」

「パンが…」


「も、いらなかったんでいいです」

引きつった笑顔で言ってただろうね…











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