LastLOVE
第10章

・分からない

次の日も昴のお見舞いに行った。

会いたい…



そう思ったから…


ガラガラガラ___


「昴!!!」

昴は、ノートパソコンを机に置いて、仕事をしているようだった。


「おぉ彩夏♪」

「仕事??」

「おう。」

「駄目だよ…入院してる時ぐらい安静にしとかないと!!」

「心配かけてごめんな」


あたしの大好きな笑顔で、あたしの頭を優しく撫でた。


「昴…好きだよ…」

「知ってる。」


余裕の笑顔であたしを強く抱きしめた。



「あっ!!明日退院できるって♪やっと家に帰れる♪」

「よかったね♪あんまり無理しちゃ駄目だよ??」

「おう」


そしてあたし達はイチャイチャしながら過ごした。




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