LastLOVE
家にも帰る事が出来なかった。


涼しい風があたしを包む。

家の近くのベンチに座っていろいろ考えた。


あたしが今してる事って最低だよね…




でも、あんな事聞かされたらどうしていいか分からない…



昴は好き…
大好き…


でも…

健がまだあたしを思ってくれてるって…




あたしの為に別れたなんて…




あの頃のあたしは考えもしなかった…
気付きもしなかった…





あたし…


最低だよ…





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