LastLOVE
あたしは一睡もしないまま朝を迎えた。


服を着替えて、化粧と髪を整えて、病院に向かった。





ついた…


あたしは大きい息をつき、中に入った。


そう…


「彩夏…」

「健…話したい事があるんだ…」


「何??」

「あたしね…」


大丈夫。
あたしなら言えるよ…


「健ともう一度やり直したい。健が好き。健と幸せになりたい…」

「俺といても、幸せなんかなれねぇ…」


「なれるよ!!!あたしはただ健といるだけで…幸せって感じれる。」

あたしは健に抱き着いていた。


「健…好きだよ…」





健…


もし健があたしを離しても、あたしは今までいた日々を忘れない自信がある。


健が考えてる幸せは、間違ってるよって…

あたしは胸をはって言える。





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