LastLOVE
「彩夏…」


健があたしの所に来た。
あたしは健を抱く。


「健…」

「彩夏…ごめんな…」

「何が…??」


「お前が辛い時、すぐに行ってあげれね−…」



その言葉に胸が熱くなった。

「そんな事ない…例えそうでも、健なら来てくれる…健は優しいから…」


健の事、あたしはよく知ってるよ??



あたしは健を信じて何時間でも待つよ…


「だから…そんな事言わないで…」



健はあたしをもっと強く抱きしめた。


健…





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