LastLOVE
「やっぱこいつには、彩夏ちゃんが必要なんだね♪」

「ぉい!!余計な事言うなよな〜」



そう言いながら、照れてる健。

可愛く見えた。


「あたしも健じゃないと嫌ですから♪」

健をからかいたくて、そんな事言っちゃった♪



「ラブラブだねぇ〜♪俺もそんな頃に戻りたいよ。じゃあ、邪魔者は帰るから♪彩夏ちゃん、ゆっくりしてきなぁ〜♪」

そんな事を言って、出て行ってしまった。



「帰っちゃったね…」

そう言って振り向くと、健が笑いながらこっちを見ていた。


その笑いの意味はすぐ分かった…



「きゃ!!」

急ち手を掴んで、あたしは勢いよく健の胸の中に入った。





< 239 / 287 >

この作品をシェア

pagetop