LastLOVE
数分後、あたしのお母さんも来てくれた。


「お母さん…」


あたしはお母さんに抱き着いた。

「大丈夫。健君には彩夏が着いてるから。健君を信じて待ちましょう。」



お母さんがそう言ってあたしの頭を撫でてくれた。


あたしは健との思い出を振り返った。


健もあたしの頭をよう優しく優しく撫でてくれた。

あたしはこれが大好きだった。



あたしに心配かけたくなくて、嘘を着いて別れた事。


教会であたしを幸せにするって言った事。



全てがあたしの頭をフラッシュバックしてきた。







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