LastLOVE
「着いたぞ」



着いたのは…


倉庫…





怖そう…



「待て…お前になんかあったら、柚に俺が怒られるから。俺の後ろついてこい。」


「わかった…」



大和の後ろをついていく…



ゆっくり倉庫の中に入る…









そこには…


「健!!!!」

1人の男を殴ってる健の姿が1番に目に入った。


周りには、沢山の男が倒れていた。

そして、あたしの声でこっちを見る。




「彩夏…」


あたしは健のところへ走っていって、抱き着いた。


「辞めて…もう…辞めて…」


健が今殴ってるのは、裕也…


健は優しい健でいて…




「彩夏…離せ…こいつが…お前をきずつけたんだ…俺は許さねぇ…」



健は、みたことのない目で裕也を睨む…

「健…」




「こいつだけは…許せねぇ…」


また殴ろうとした。



「健!!!もぅいいよ…ありがとう…あたし…大丈夫だから…大丈夫だよ…健がいるから…健が…」


健…





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