LastLOVE
「あ…あたしどうしてればいいの???」



さっきからずっと戸惑ってるあたし…




「普通にしてればいぃよ」


笑顔でいう健。
健のこの優しい笑顔が1番すき…








ピーンポーン…

しばらくして、家のベルがなった。


「多分親父だ…彩夏、緊張せんでいいからな」



あたしの頭を撫でて、玄関へ向かった。


「おぉ馬鹿息子〜」



健のお父さんらしき人の声が聞こえる。

「馬鹿はお前だ。用って何だよ…」



「まぁまぁ、入るぞ〜…て…女いるのか?????」


「まぁな」



こんな会話が聞こえる…

やだ…緊張するよ…


普通の態度でいいよね…






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