LastLOVE
しばらくして、健が来た。



「親父…死んだ…」


健は泣きたいのを堪えてるのがわかる。



「嘘…」


上を見つめる健…

「親父もそこに行くんだな…」


健のところに行って、手を握って、あたしも空を見上げた。



「お父さんは最後、健が傍にいて嬉しかったと思うよ??」

「そーだったらいいな…」








ねぇ健…???
この時のあたし達は知らなかったよね…

これから先も、まだまだ厳しい試練が待ってる事なんて…







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